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菊池歩 (芸術家) : ミニ英和和英辞書
菊池歩 (芸術家)[きくち あゆみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きく]
 【名詞】 1. chrysanthemum 
: [いけ]
 【名詞】 1. pond 
: [ほ, ふ]
 【名詞】 1. a step 2. a stride 3. counter for steps 
: [げい]
 【名詞】 1. art 2. accomplishment 3. performance 
芸術 : [げいじゅつ]
 【名詞】 1. (fine) art 2. the arts 
芸術家 : [げいじゅつか]
 【名詞】 1. artist 
: [すべ]
 【名詞】 1. way 2. method 3. means
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

菊池歩 (芸術家) : ウィキペディア日本語版
菊池歩 (芸術家)[きくち あゆみ]

菊池 歩(Ayumi Kikuchi, きくち あゆみ、1970年- )は、日本の芸術家。代表作は「こころの花」(Kokoro no Hana~precious moments)。

==来歴==

2002年「TONBURI」でデビュー。初めて参加した最上川環境芸術祭にて、銀色の麦わら帽子を用いた作品「I was born.」が、当時審査員のひとりだった故堤野仁史氏の目にとまる。翌年(2003)文化庁・山形県主催の環境芸術の祭典にて、最上川は地蔵巻近くに偶然できた地形(砂地)にビーズの花を咲かせた「Universe」が評価され、準大賞受賞(国民文化祭実行委員会会長賞)となる。この時の会長は故平山郁夫氏であり、審査委員長は故中原佑介氏であった。この作品が誕生した砂地は不思議なことに、会期終了後に水流とともに消えたことから「天賦の才媛に思わず神も微笑んだ」という言葉が審査員より贈られている。その翌年(2004)には、2006年開催となる第3回大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ参加が決まり、2006年「こころの花~あの頃へ」開花、代表作の誕生となる。圧倒的な世界観は、センセーショナルを巻き起こした。彼女を見出した故堤野氏は前年(2005)奇しくも、この「こころの花」を見ることなく、若くしてこの世を去った。
2009年に個人で発表した「こころの花」を最後に、表舞台ではない沈黙の時間へと入る。その沈黙を破るきっかけとなったのは、2015年戦後70年を作品とした「鎌倉平和宣言」である。特筆すべきは、「こころの花」そのものは、直接もう見ることはできない作品であり、菊池歩自身も消えてこそ作品としているものだが、この作品の再びを願う声があるということである。消えてもなお愛され望まれる稀有な存在である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「菊池歩 (芸術家)」の詳細全文を読む




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